雑貨そして日々の暮らし

思い切り楽しく 

むかーし、こどもたちが食べたグレープフルーツ。そのタネが大きな木に成長


もう何十年という単位の昔になりますが、うちのこどもたちがまだ小さかった頃、






庭のパラソルの下で食べたグレープフルーツのタネがこぼれて、

今では大きな木に成長しています。



といいましても、そう単純な話でもなく、


こぼれたタネから芽が出ているのを長女が発見して、


小さな植木鉢にそのタネを植え替えたところから始まります。



その後すくすく成長していたのですが、


冬になると、すっかり元気がなくなりましたので、


あわてて室内に入れました。



冬以外は、庭に置いて


冬は家に取り込む


というパターンを繰り返しているうちに


どんどん大きくなり、


もう大丈夫だろうと、地植えしたのが


無事活着して、今日まで続いているというわけです。


食用のグレープフルーツのタネから


ここまで育つとは思ってもみませんでした。





いちども実はなりませんが、思い出いっぱいの木なんです


なにか加工がしてあったのか、偶然なのかは分かりませんが、

30年近く経った今に至るまで、いちども実が成ったことはありません。

なんか、花も見たことがないように思います。


繁りすぎると、根元にあるレンギョウなどが圧迫されるので、時々枝を漉いています。

そこで問題なのが、トゲなのです。



びっくりするほど、激しいトゲが生えています




だいたい、トゲは、3.5cmから4cm近くあります。

本気で先が尖っていて、手などが不用意に触れると血が出ます。

柑橘類は、トゲが鋭いとは聞いていましたが、まさかここまでとは。




ゴミにだすのも一苦労です


地方の果樹専門の方によると、

昔は燃やしていたから、トゲを捨てる苦労はあまりなかったとのことです。

しかし、都会のど真ん中。焚火は禁止です。



したがって、燃えるゴミに出すのですが、

集める係りの方に迷惑にならないように、

トゲをカットして、まず本体から切り離します。


これで、本体の枝の方は問題なく廃棄できます。


そして、トゲは、トゲだけを集めて、厚い紙でぐるぐるに覆って

「トゲ注意」と書いて出すのですが、

結構の量ありますから、時間がかかります。




なんでも接ぎ木をするといいとか


さて、収穫の話に戻りますと、

全然実をつけない場合、接ぎ木をするといいらしいということを

家人がどこかで聞いてきたようです。

もちろん、もともと再生しないように加工されていればどうしようもありませんが。

やるだけやってみるわ

ということで、近々、接ぎ木に挑戦するようです。

園芸にまったく素人の私たちですから、


どうなるかは、まるで予測がつきませんが。