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ジョン万次郎と ほったいもいじるな John Manjiro and “What time is it now?”



こんばんは!
ご訪問ありがとうございます!


たぶんある程度の年齢以上の方なら
ジョン万次郎と言う名を耳にしたことがあると思います。


今日は、そのジョン万次郎について、書いてみたいと思います。




ほったいも いじるな


有名な話なので、今更感がありますが、


念のため、説明しますと、


日本語で


「ほったいも いじるな」


と言うと、


アメリカ人には


What time is it now?


と聞こえる。


だから、ほったいもいじるなと覚えておけば、


時間を聞くときに便利だという話です。


これが実際にどれくらい有効なのかは分かりませんが、


こんど、ぜひアメリカ人に聞いてみたいな。


なんか通じそうな気はします。



今、Google翻訳に


「ほったいもいじるな」と音声入力したら、


ちゃんと What time is it now?


と、出ました!


びっくりです。





ほったいもいじるなの起源は、ジョン万次郎ということです。


ジョン万次郎は、1827年生まれということですから江戸時代の末期です。


乗船していた漁船が漂流し、島に流れ着いて助けを待っていたところ、


アメリカの船に発見されましたが、当時の日本は鎖国していましたので、


簡単に帰国することもできませんでした。


結局、ジョン万次郎はアメリカ船に乗ってアメリカ本土に到着します。


現地での生活になじむため、英語を学びました。


しかし、英語と日本語はまったく異なるタイプの言語です。


ドイツ語圏の人が、英語を学習するのと、


日本人が英語を学習するのとでは、その苦労の度合いが違うのは、今日でも同様です。


そのようななかで、耳で聞いた英語を、できるだけそのまま書き留めていたようで、


ほったいも いじるな


も、そのひとつと言われています。


本当にすばらしい発見だと思います。


私は、てっきりハワイに入植した日本人移民が考え出したのかと思っていましたが、


ジョン万次郎起源という説が強いようです。




他にも、cool をコール

night ナイ


yellow ヤロ


など、実際の発音に近いカタカナを当てはめています。



ちょっと話は変わりますが


私の知る限りでは、


What time is it now?


という表現は、日常そんなに頻繁には使われないように思います。


やや唐突な感じがあるんでしょうね。


もう少し丁寧に聞きたい時は、


Could you please tell me the time?


などがいいのかなと思います。




アゲドウフ 揚げ豆腐 I get off.

これは絶対通じると思います。


I get off.   降ります


ですね。バスを降りるときなどに、便利なひとこと。


これは自分で実践済みです。


ハワイのザ・バスで、降りるときに周りの人に


アゲドウフと軽く声をかけました。


みんなにっこり、問題なく通じましたよ。



下駄飛ぶ日や

Get out of here! 出ていけ


これは試したことはありませんが、通じると思います。
たぶん、そのままでいけるんじゃないかな、工夫なしで。


ただ、出ていけ!なんて、日常生活ではあまり言いませんから、
通じるかどうか確認するのはむずかしいかもしれません。



ではでは。
お立ち寄り、ありがとうございました!