雑貨そして日々の暮らし

思い切り楽しく 

ヒッチコックの「私は告白する」1953年



ふるーい映画ですね。70年近く前だわ

(イメージ)



昨日だったかな、偶然テレビを付けたら、


ヒッチコックの「私は告白する(I confess)」を放映していました。


1953年の映画ですから、私が生まれる前です!


かなり昔の映画ですが、おもしろかったですよ。



初めから見たわけではなく、


テレビを付けた時、


少女ふたりが警察に呼ばれて、その夜の目撃証言をしているところでした。


いかつい刑事が、少女にビスケットをふるまったりするところが


可愛らしかったです。


少女たちも、ちゃんと


”Thank you” と挨拶してから、ビスケットをつまみ、


刑事も ”You're welcome" とやさしく対応していました。


案外、本筋そのものではない、こういう細かいところが、


外国人である私から見ると、楽しい部分です。



ずっーと昔にいちど見たことがあるので、あらあらの筋は覚えていました。






それにしてもローガン神父役のモンゴメリー・クリフトのハンサムなこと!


主人公のローガン神父は、70年前とは思えない、シャープな美しさです。


舞台は、カナダの東岸のケベック市です。


当時は、こんなに長いジャケットの僧服をいつも着ていたんですね。


出演者の服装は当時の様子をよく反映していて、古いんだけれども


時代遅れとは違うセンスのよさが光ります。


それにしても、モンゴメリー・クリフトって、こんなに素敵だったんだなあ


と今更ながら、すっかり感心してしまいました。


早世されたのが、本当に残念です。


モンゴメリー・クリフト - Wikipedia (wikiのURLを張っておきました)





ケベック市には思い出があります


ケベックはフランス語を話す人が多い地域なので、


映画でもフランス語で話すシーンが出てきます。


もう何十年も前に、アメリカの大学の休みを利用して


仲間とクルマでケベックまで行ったことがあります。


とても美しい街で、冬でしたから、流氷が見られました。


ここで、ミンクのケープを買いました。


寒い地域なので、いわば必需品らしく、たいへん安価でしたね。


このケープは今でも変わらぬ良い状態を保っています。
(現在は、毛皮はあまり歓迎されない傾向にありますけれどね・・)




サスペンス映画はあまり見ないのですが


私はあまりサスペンスものは見ないのですが、


今回は、急に昔の映画が目の前で始まったので


引き込まれました。


出かける用事がなければ最後まで見たかったのですが・・・。


元恋人で今は人妻の女性が、警察を訪れて証言するところまでしか


見られませんでした。